問題
症状1
既に存在しない OneDrive上のファイルがMicrosoft Officeソフトの「最近使ったアイテム」欄に表示されていて、そのファイルを開こうとすると以下のメッセージが表示される。
「このアイテムは存在しないか、使用できなくなっています」
「このアイテムは、削除されているか、期限切れになっているか、このアイテムを表示するアクセス許可がない可能性があります。 詳しくは、このアイテムの所有者に問い合わせください。」
症状2
またそのファイルの右クリックメニューで「一覧から削除」をクリックして「最近使ったアイテム」の履歴を削除することもできますが、また表示されてしまいます。
症状3
既に存在しないファイルがOneNote Web アプリの「Notebooks」欄に表示されるが、右クリックメニュー等が無いために削除できません。また、「その他のノートブック」にもそのようなファイルが表示されます。
解決方法
Microsoftが収集しているアクティビティ履歴を削除します。
https://account.microsoft.com/ からMicrosoft Officeで利用しているアカウントにサインインします。
Microsoft Officeで使用しているアカウントは、「アカウント」の項目に記載されています。職場や学校で使用していて、サインイン情報がわからない場合は、管理者に連絡する必要があります。
プライバシーを選択
「アプリとサービス」では、個々の過去の履歴をクリアすることができます。または「アクティビティのクリア」で履歴をすべて削除できます。
問題の詳細
既に存在しないファイルの利用履歴がマイクロソフトのサーバーに保存されていることによってこの問題が起きていると思います。
マイクロソフトは「接続エクスペリエンス」というプライバシー情報を収集しています。関連サービスを利用することはできませんが、プライバシー設定で「すべての接続エクスペリエンス」の項目のチェックを外すと、ファイルの利用履歴は記録されません。
マイクロソフトが収集するプライバシー情報とその目的については、「詳細情報」のリンクを参照してください。
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