記事も訪問者も無いけれどAdsenseの審査をリクエスト
当面広告表示しないかもしれませんが、Adsense審査に合格して広告表示までたどり着くことが出来ました。プレビュー(PV)数がとてつもなく増えるような記事を書く予定はないので、私も含めてgoogleの収入が増えないのはちょっと申し訳ない気もしますが。一人前になった気分になれます。
合格に必要な事は色々あるのでしょうけれども、何が肝心なのか考える参考にしていただけたら良いかなと思い、私の場合の記録を残します。
また、一度不合格になったのですが、意外な事で止まっていたようなのでそれを特に説明したいと思います。
申請時の投稿状況
Adsenseの初申請から2週間経っているので、「今撮影した投稿一覧ではプレビュー(PV)数増えていますが」と書こうとしたら全くPVが無いので大差ないレベルでした(笑)。
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記事の量
- ブログ設置まで
- ブログ初投稿まで
- 関係のないPCトラブルシューティング(と翻訳版)
- 関係のない人生トラブルシューティング審査中に(翻訳版)と
もう1記事を公開 - ブログの記事以外の整備
の内容で通過時に5+(2翻訳)記事になっていました。平均2700字です。
訪問数
平均PV10人(毎日1人程度)
記事内容
Web上でかなり調べて解決したブログ設営の記録になるので、Webのどこかにはある情報とも言えます。調べたことを全部書いたらただの転載なので、最終的に必要だった事のみ、まとめるようにはしました。
むしろ「人生トラブルシューティング」記事はgoogleの重視分野YMYL(Your Money or Your Life)に関わって審査基準が厳しくなるかもと心配でした。書いたからには誰かの人生に少しでも良い影響があって欲しいとも思いますが。
経過
ブログ運営歴0から
- 初日にサーバーを借りwordpressを設置して
- 3日目に初記事
- 6日目でAdsanse審査の申請(4+1翻訳記事)
- 申請から一週間、開設から13日目で不合格の通知を受け取り再申請
- 1(+1翻訳)記事を作成
- 申請から12日、開設から18日目に合格になりました。
何をして何をしなかったのか
注意した事
申込時に確認することになる以下の様なGoogle AdSense - 利用規約は重要な契約書を読む如く各リンクの末端まで読みました。
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Google サイト運営者 / パブリッシャー向けポリシーで当然のごとく禁止されるような違法行為はもちろんのことですが、Webで特に問題になることとして以下は特に気を付けました。
- 著作権:使っている画像はWebで明示的にダウンロードボタンがあるような素材か、Officeやオープンソースソフト等の部分引用にとどまります。
- プライバシーポリシー:個人情報の収集、収集したデータの利用範囲、第三者にデータを渡す事、第三者のプライバシーポリシーは、明確に記述する事が求められているので自己紹介ページに書きました。追加で情報収集を拒否できる旨も書きました。
不足を心配しつつ、実行しなかった事
- コンテンツ量:5+(2翻訳)記事
- 運営期間:申請時6日目、合格でも18日目
- 更新頻度:毎日ではないです。2.5日に1記事程度です。
- 地域的プライバシー保護関連:cookieによる情報収集は明記していますが、政治的な変化を世界的に追うのは難しいです。
- About Meの情報量:実名・写真の公表なし。やましい事はありませんが、必須なら申請しないと思います。公開すれば末永くWeb上に保存されるでしょうし。
- googleアカウントが実名ではない:google以外のサービスのログインに連携してますので実名は避けたいです。そもそも自由に変えられますし、実名確認もありません。
「ユニークで関連性のあるコンテンツ」について
googleはウェブマスター向けの品質に関するガイドラインにおいて「【英語】unique and relevant content」「【日本語】ユニークで関連性のあるコンテンツ」を求めています。そうあるべきだとは私も思いますが、"relevant"が"関連性のある"と訳されているのがどうもしっくり来ないです。日本語に訳した形でリリースされているので私が疑問に思うのもおこがましいですが、リンク先に続く「高品質なサイトの構築に関するこの記事は、」において独自性の他には信頼性に関する言及が多いので、"relevant"="適切な、妥当性のある"のニュアンスで、つまりカテゴリーを絞りなさいとは言ってないのではないかと考えています。
一度不合格になった理由
「複数のポリシー違反」「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」
申請から6日で以下の通知を受けました。
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「コンテンツが存在しない」とのことで記事の独自性や量が問題になった可能性を心配しましたが、調べたところによるとこれらには別の表現が存在するようです。
- 価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)について
- 価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分なサイト)について
なので、独自性と情報量は問題なかったようです。これらが通知されたら複製・独自性・コンテンツ量に問題が無いか再検討した方が良いと思われます。
したがって以下の2点だけ変え、記事を一つ増やしたのみで再申請し、合格になりましたので以下の2点が問題だったのだと思っています。
カテゴリ一覧のページから広告欄を削除
初回の申請ではカテゴリ一覧と投稿ページの上下に広告コードを貼っていましたが、カテゴリーによっては記事が一つしかありませんので、記事一つ、しかも概略のみに対して広告が複数出てしまう可能性がありました。また、審査時のコードは合格後そのまま自動広告用のコードになるのですが、自動広告の場合はページに一つあればgoogleが複数個所に広告を配置してくれるのでコードを複数貼る必要がありませんでした。
カテゴリーぺージのみ広告コードを挿入しない設定もできるのですが、記事の多いカテゴリーもあるので(4記事ですが)、今後の管理を考えて<head>タグの間に広告コードを一つ入れるcocoonの審査時推奨設定にしました。「cocoon設定」の「アクセス解析・認証」に設定欄があります。
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個人情報登録
「Adsenseアカウント」作成時に以前より使っていたgoogleメールアドレスを使用し、「支払先住所の詳細」において実名と住所等を登録したのですが、名前が空欄になって審査が通らないことがあるようです。
当たり前ですがGoogle AdSense - 利用規約にある通り(下は抜粋)情報に不備があれば通ることができません。

名前がきちんと入力されているか確認したかったのですが、初めは以下の様にギアマークがグレーアウトしていて確認できませんでした。
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しかし上の広告コードの修正を行って1~2日経つと個人設定が開けるようになっており、

名前が空欄になっていましたので実名を入れておきました。

そして数日経って通過のお知らせを受け取ることが出来ました。現在、「お支払い」欄には最初に英語で入れた実名、「連絡先情報」には後から漢字で入れた実名が入っています。
普段使うgoogleアカウントは別サービスと連携することも考えると、実名にしたくありません。もしかすると以下の様な最初の申し込みに合わせて別途実名のgoogleアカウントを作るなどすればスムーズにいくのかもしれません。
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合格後、広告を表示するまで
自動広告を設定するも表示されない
審査では「cocoon設定」の「アクセス解析・認証」から広告コードを貼り付けて通過しました。
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審査後もこのコードは自動広告(google側で表示位置を決める広告)用のコードとして使われるようで、以下の様にAdsense側から自動広告を有効化するのみで自動広告が表示されると予想していましたが表示例の様に広告が入りません。


コードの再取得(同じですが)も行い翌日まで待ちましたが表示されませんでした。
以下でトラブルシューティング後実現できた方法を2通り紹介します。審査時に「cocoon設定」の「アクセス解析・認証」欄に貼った広告コードは両方とも消しています。
任意の位置に広告を掲載する方法
cocoonの解説ページ通り「ディスプレイ広告コード」を取得し、「広告」→「アドセンス設定」→「広告コード」欄に貼り付けて表示位置を指定します。Adsenseサイト側で自動広告をオフにしておきます。
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自動で位置が選定される広告を掲載する方法
Adsenseサイト側で自動広告をオンにし、コードを取得後、「広告」→「アドセンス設定」→「広告コード」欄に貼り付けるとgoogleが広告位置を判断して挿入します。
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ここで不思議なのは、自動広告の利用時も「マニュアル広告設定」を選択して、いずれかの表示位置を指定して初めて、指定した場所と関係なく自動広告が表示されることです。cocoonの動作がおかしくなっているのかもしれませんが、今からテーマだけにして原因特定するのは厳しいので、私の環境ではこうなっていたとだけ報告します。正しいと思われる設定で動作しない場合は試して下さい。
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広告掲載開始されてどうなったか
- 少なからずユーザーに付加価値があることを審査によって認められたわけですから、それが無くとも売上げが出る可能性のあるアフィリエイトとは違う満足感があります。
- 他サイトで見かける過剰な広告も、自分のサイトに表示される場合、私が無機質な記事を書くのでカラフルな広告がむしろ目に潤いを与えます。
- 見たことのある広告が自分のサイトに表示されるのは嬉しいです。ただ絶対に「自分のサイトの広告」をクリックしてはダメです。
- Adsenseの規約によれば支払総額を「正確」に開示することがきるそうです。「正確」に開示しますと¥0です。お世話になっております。google広告は成果報酬制なのであちらも利益は¥0でしょうからむしろ、すでに企業としてコストをかけ審査したのですからマイナスのはずです。頑張ります。
- 記事の有用性の指標だと思って、地道に良い記事を書けるようになって行きたいものです。
読了ありがとうございました。
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